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意味
以前はそうではなかったが、ある行為がきっかけになって初めてわかったこと、気づいたことを述べる表現です。
 
例:会ってはじめて、言われてはじめて、失ってはじめて etc.
接続
Vて+はじめて
解説
以前はそうではなかったが、ある行為がきっかけになって初めてわかったこと、気づいたことを述べる表現です。
 後件では「わかる」「知る」「気づく」などの動詞が使われることが多いです。後件に意志や依頼の表現は使えません。
親になってはじめて親の大変さがわかった。
 病気になってはじめて健康の大切さを知った。
補足
初めての出来事に使うので、「(初めてで)わからないから結果を確かめるために行動する」場合に使われる「~てみる」の文法と合わせて「~てみてはじめて」という使い方も多いです。
この本を読んでみてはじめて日本語教育に興味をもった。
 国際交流イベントに参加してみてはじめて他の国の文化に関心を持つようになった。
「~てみる」の文法については以下の記事を読んでください。

N4文法 〜てみる 意味
どういうものか結果を確かめるために実際に行為をすることです。  例:食べてみる、行ってみる、着てみる etc.
接続
Vて+み...
補足
前件と後件が時間的前後関係は持たず、前件が後件が成立するための必須条件であることを示す使い方もあります。
自分でお金を稼いで、一人で生活することができてはじめて、自立できたと言える。
 音楽は聞いてくれる人がいてはじめて意味がある。
ある行為がきっかけになって初めてわかったこと、気づいたことを述べる表現。前件が後件の成立条件を示す場合もある。
  
対比文法
準備中
例文
他の人に指摘されてはじめて、自分に変な癖があることを知った。
今まで恋愛に興味がなかったが、彼女ができてはじめて人の温かみがわかった。
アルバイトをしてはじめて、お金の大切さを知った。
コロナウイルスのせいで、普通の生活ができなくなってはじめて、日々の当たり前の出来事の大切さを知った。
人に言われてはじめて自分の欠点に気づいた。
参考文献
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