N3文法

N3文法 ~一方だ

~一方だ

意味

物事の状況の変化が一つの方向に進んでいるという意味を表します。

例:忙しくなる一方、寒くなる一方、悪化する一方 etc.

接続

Vる+一方だ
N+の一方だ

解説

物事の状況の変化が一つの方向に進んでいるという意味でやや書き言葉的表現です。
プラス、マイナスの内容どちらにも使うことができますが、主に人の予想や期待に反した変化に対して使われるため、マイナスのことに使われることが多いです。
変化を表す動詞や「~てくる」「~ていく」と接続します。

最近は忙しくなる一方で、彼女と一ヶ月も会えていない。
JLPTの問題は、毎年難しくなる一方だ。

プラスの内容の場合、マイナスの内容の場合より急激な変化を表すと書かれている資料もありますが、どう感じますか?

彼の日本語能力は上がる一方だ。
彼の日本語能力は下がる一方だ。

プラスの意味である「上がる」の方が、マイナスの意味である「下がる」より、日本語能力の変化の角度が急に感じますでしょうか?
確かにそう感じなくもないですが、人によって異なる気がします。
プラスの方が伸びしろ(成長できる余地)があり、マイナスより変化できる幅が広いなら、自然に大きなプラスをイメージするのだと思いますし、その逆ならマイナス側へ急激な変化を表す気がします。

補足

現実には限度があることでも、終わりがないと感じるぐらいの変化を強調する文法のため、容易に終わりが想定できるものには使えません。

息子は中学に入ってから、背が伸びる一方だ。
彼は会社に入ってから、偉くなる一方だ。

補足

一部の変化を表す名詞に接続することもできます。

短期間でマスクが増産され、今ではマスクの価格は下落一方だ。
このIT企業は、売り上げがピークだった10年前から一点して、年々衰退一方だ。

補足

変化や継続が停止して、そのまま習慣化したような好みや性格の傾向を表す場合もあります。
一部の言葉にしか接続しませんが、この場合はやや話し言葉として使いやすくなります。

夫は娘には何でも好きなものを買ってあげたりしていて、甘やかす一方だ。

物事の状況の変化が一つの方向に進んでいるという意味でやや書き言葉的表現。プラスの内容でもマイナスの内容でも使えるが、主にマイナスの内容に対して使われる。
 

対比文法

~ばかりだ

文法の違い「~一方だ」vs「~ばかりだ」 意味 2つの文法を使った例文を確認してみましょう。 どちらも物事の状況の変化がある方向に進んでいるという意味です...

例文

毎年、さまざまな税金が増える一方だ。

祖父の手術後の容態は良好で、日に日に元気になる一方だ。

売り上げが減っていく一方なので、今年のボーナスはカットされるだろう。

この辺りの土地の価格は値下がりする一方で、多くの地主が売りに出している。

ウイルスの感染はますます悪化する一方だ。

参考論文

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