意味
主に第三者の感情、身体的感覚、要望や希望を表す場合に使われます。
例:面白がる、暑がる、痛がる etc.
接続
Vたい+がる
i-Aい+がる
Naだ+がる
Nだ+がる
解説
主に第三者の感情、身体的感覚、要望や希望を表す場合に使われます。
目上の人にはあまり使わない方がいいです。
主に「感情形容詞」と接続して動詞を作りますが、一部そうでない形容詞や名詞と接続する場合もあります。
がる。
彼はJLPTに失敗して、とても悔しがっている。
「感情形容詞」以外で接続する形容詞や名詞は以下のようなものがあります。
・新しがる ・重宝がる ・強がる ・粋がる
「~がる」と「~がっている」の使い方に注意しましょう。
習慣やいつもそうだという場合に使われます。
がる。
私達の赤ちゃんは飛行機を見ると、いつも嬉しがる。
現在の一時的な感情、感覚を伝える場合に使われます。
がっている。
彼女は人前に出るとすぐに顔を赤くして恥ずかしがっている。
基本は第三者のことを表しますが、自分を客観視する場合は一人称でも使うことができます。。
がっているわけにはいかない。
私が欲しがっていた時計を誕生日にもらった。
「可愛がる」は例外として自分でも第三者でも使えると説明する人もいますが、「可愛がる」は文法ではなく、一つの動詞として定着しているものだと思います。
私はペットの猫をとても可愛がっています。
彼はペットの猫をとても可愛がっています。
「がる」を使う場合、助詞「が」が助詞「を」に変わります。
が読みたいです。 彼は本を読みたがっています。
私は新しいスマホが買いたいです。 彼は新しいスマホを買いたがっています。
「がる」には「そのように振る舞う」「そのようなふりをする」という意味もあります。
本当はそうではないが、そうである態度をすることです。この意味が含まれているかどうかは文を見て判断します。
がっているが、相手に反則を与えるために痛いふりをしているだけだ。
彼は試験の結果が99点で悔しがっていたが、心の中では高得点でとても喜んでいた。
以下の形容詞と接続する場合は、文の内容関係なく、「ふりをする」の意味として使われます。
・強がる 彼は後輩の前では強がっている。
・偉がる 課長はいつも偉がっているが、部長の前では腰が低い。
「ふりをする」という意味を表す文法「~ぶる」も合わせて確認しておきましょう。
「~がる」の一部は「~がり」と変形して「普通の人よりもそのように感じやすい人」という意味の名詞になります。
寒がりなので、冬はたくさんの服を着ていないと生活できない。
彼は怖がりだから、お化け屋敷には絶対に入ろうとしない。
対比文法
準備中
例文
がる。
彼女は暗い場所に行くとすぐに怖がる。
あの学生はみんなの前で自己紹介をする時、必ず恥ずかしがっている。
彼はついにJLPTに合格して、とても嬉しがっている。
うちの愛犬は、父が出張で数日帰ってきていないので、とても寂しがっているが、お金がないから行けない。
妻は以前からヨーロッパに行きた