意味
あるものが非常に多く存在していて良くない状態になっていることを表します。
例:ごみだらけ、問題だらけ、借金だらけ etc.
接続
N+だらけ
解説
あるものが非常に多く存在していて良くない状態になっていることを表し、話し手自身がそれを良くないと思っている場合に使われます。
だらけだから、絶対に入りたくない。
酔っ払って家に帰って気づいたら身体中傷だらけだった。
「~だらけ」を使うと好ましくない状態を表すので、そうではない場合は他の言い方をしましょう。
だらけだ。
彼の家の庭は花だらけだ。
日本語教育の本がいっぱいあることに不満を感じている(他の本を探している)、花が好きではなく花がいっぱいあることを不快に感じているという印象になります。
でいっぱいだ。
彼の家の庭は花でいっぱいだ。
この場合は、たくさんあるということを表現しているだけで、話し手の感情は特に含まれていません。
特別な慣用表現で「結構毛だらけ猫灰だらけ」という言葉があります。
この意味は「たいへん結構だ」と「結構」の意味を強調した表現となります。
ただし、結構には2つの意味があるので注意しましょう。この慣用表現もどちらの意味でも使うことができます。
①優れていて欠点がない様子。
②それ以上を必要としない様子。十分。
この「結構毛だらけ猫灰だらけ」という言葉は、日本の有名なドラマ(映画)である「男はつらいよ」の主人公の寅さんのセリフで使われ、とても有名になりました。
寅さんの言葉は「猫灰だらけ」の後にもまだまだ長い言葉が続くので、気になる人はぜひ調べてみてくださいね。
「~だらけ」に似た文法は他にもいくつかあります。その中でも一番使える範囲が広い文法なので、会話でも良く使います。
対比文法
準備中
例文
だらけになる。
年に一度の大掃除の日は、部屋中ほこりだらけで説得力がない。
彼は遅刻した理由を色々と説明しているが、矛盾だらけでクレームの電話が鳴りやまない。
ついに新しいシステムをリリースしたが、問題だらけだ。
チームのリーダーに指名されて、結果を残そうと頑張っているが、いつも失敗だらけの法律だった。
国民を守るために新しい法律が作られたが、穴