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意味
時間を表す名詞について、状態や動作がその期間ずっと持続、継続していることを表します。
例:三年越し、月越し、宵越し etc.
接続
N+越し
解説
時間を表す名詞について、状態や動作がその期間ずっと持続、継続していることを表します。
主に「N(時間を表す名詞)越しのN」という形で使われます。
越しの話し合いの結果、両親は離婚することになった。
一年越しの営業努力が実って、ついに大型契約を取ることができた。
補足
「宵越し」というのは「前夜から次の日まで持ち越すこと」を言います。
「宵越しの銭(金)は持たぬ」という諺があります。
宵越しの銭(金)は持たぬ
その日に稼いだ金はその日のうちに使ってしまい、貯めることをしない。昔の江戸っ子のように金離れがいい気前の良い意味を表すこともある。
「宵越しの銭は持たぬ」っていうから、給料日には欲しいものは好きなだけに買うことにしてる。
補足
物を表す名詞につく場合は、その物を間に置いて物事を行うことを表します。
越しに名刺交換するのはマナー違反ですよ。
後ろの人にクレジットカードの番号を肩越しに盗み見されて悪用されてしまった。
補足
先に挙げた使い方以外でよく使う表現として「喉越しが良い」という言葉があります。
喉越しが良い
飲食物が喉を通っていく感じがいいこと。
喉越しも良いビールだ。
このビールは味が良いだけでなく、時間を表す名詞について、状態や動作がその期間ずっと持続、継続していることを表す。これと合わせて、物を表す名詞につく場合の使い方も覚えておくこと。
対比文法
準備中
例文
越しの努力のおかげで、ついに目標を達成することができた。
二年越しの悩みがついに解決した。
十年越しの交際でお互いのことがよく理解でき、結婚することになった。
三年越しの夢が叶い、海外で仕事をするチャンスをもらった。
五年越しの花嫁という映画が大ヒットした。
八年参考論文
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