N0文法　～羽目になる

意味

ある原因から困った状況、望ましくない状況になることを表します。

例：行く羽目になる、後悔する羽目になる、徹夜する羽目になる etc.

接続

Vる＋羽目になる

解説

ある原因から困った状況、望ましくない状況になることを表します。
「羽目に陥る」「羽目に落ちる」という言い方もあり、同じ意味ですがより困難な状況が強まっているニュアンスとなります。

冗談を言っただけなのに、まさかこんなに部長に怒られる羽目になるとは思わなかった。
今一生懸命頑張って勉強しないと、将来一生後悔する羽目になるよ。

実際に使われている例を探してみると「～なければならない羽目になる」という使い方が多く見られます。

給料は同じなのに、仕事ができると、たくさんの仕事をしなければならない羽目になるから損だよね。
妹はお金がないから、毎年両親へのプレゼントは結局私が全て払わなければならない羽目になる。

「～なければならない」の文法については以下の記事を読んでください。

N4文法　～なければならない/～なければいけない/～なくてはならない/～なくてはいけない 意味 自分自身または相手の行為、事柄に対して義務や必要性を表す場合に使われます。 例：行かなければならない、話さなければならない、...

「羽目を外す」という慣用表現はよく使うので一緒に覚えておきましょう。

「羽目を外す」の意味は以下の通りです。

お酒を飲んで羽目を外し過ぎないように気を付けなよ。
ストレス発散のために、たまに羽目を外すことも大事だよ。

対比文法

準備中

例文

社会人になってこんなに苦労する羽目になるとは、学生の頃は思いもしなかった。

母が急に出かけることになって、私が弟の面倒をみる羽目になった。

父が亡くなって、父の借金を全て抱える羽目になった。

若い頃に努力をしてこなかったから、こんな辛い人生を歩む羽目になってしまった。

部下が大きなミスをしたせいで、一緒に徹夜する羽目になった。

参考論文

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