意味
ある程度がちょうどいいレベルを超えていると言いたい場合に使います。
例:飲みすぎる、高すぎる、元気すぎる etc.
接続
Vます+すぎる
i-Aい+すぎる
Na+すぎる
ない→なさすぎる
解説
ある程度がちょうどいいレベルを超えていると言いたい場合に使い、主に話し手のマイナスな評価を表します。
「すぎる」は漢字で「過ぎる」と書きます。
「過」は「程度が普通のレベルを超えている」という意味があります。(例:過保護、過呼吸など)
すぎるのは、健康に良くないよ。
今日の気温は40℃だって。暑すぎるよ。
通常はマイナスの評価を表す文法だが、特に若者の間で使われている「~すぎる」はマイナスの意味を持たない場合もあります。
すぎる!
隣のクラスの転校生の女の子が可愛すぎる!
「~すぎ」の形で名詞として使う場合も多いです。
すぎじゃない?
夏休みだからって、毎日寝すぎだと思うよ。
習慣的な内容や現在進行中の出来事を表すときは、「~すぎる」「~すぎ」どちらでも使えます。
すぎていると思う。
娘は最近勉強しないで、彼氏と遊びすぎだと思う。
一回限りの出来事の場合は「~すぎ」と置き換えにくいです。
すぎた。
昨日は、一日中遊びすぎだった。 △
「ない」は「すぎる」と接続すると「なさすぎる」となります。(※「なすぎる」ではありません)
なさすぎる。
やりたいことがいっぱいあるけど、時間がなさすぎる。
動詞の「ない形」に「すぎる」が接続した場合「~なさすぎる」と「~なすぎる」の二通りの言い方ができる場合があります。
なさすぎる。
彼は一般常識を知らなすぎる。
なさすぎる。
彼女は以前人に騙された経験があり、それ以来、人を信じなすぎる。
名詞に「~すぎる」が接続する場合があります。
「高○○」「好○○」など程度を表す接頭語がついている名詞、または「良い」などの一部の形容詞に修飾された「良い人」などに限られます。
すぎるよね。
彼は人に何か頼まれたら絶対に断れないみたいだね。良い人すぎるよね。
対比文法
準備中
例文
すぎて、もう足が動かない。
今日は一日歩きすぎて、今日は声がガラガラだ。
昨日は友達とカラオケで歌いすぎた。
昨夜は良いことがあったので、時間も忘れて飲みすぎるので、みんな眠そうにしている。
校長先生の話は長すぎて、全然眠れない。
田舎の夜は静か