意味
本当はそのような素質や性質を持っていないのに、それを持っているような態度をすることを表します。
例:先輩きどり、学者きどり、恋人きどり etc.
接続
N+きどり
解説
本当はそのような素質や性質を持っていないのに、それを持っているような態度をすることを表します。
主にその態度に対して話し手がマイナスのイメージを持っている場合に使われますが、そうでない場合も使えます。
彼は何回か一緒に食事をしただけなのに、すっかり彼氏きどりだ。
彼女は自分で書いた小説がたまたま表彰されてから、仕事もないのに作家きどりだ。
「~ぶる」とほとんど同じ意味です。
ただし「~ぶる」はマイナスのイメージがありますが、「~きどり」はマイナスのイメージを持たない場合もあります。(多くの場合はマイナスのイメージです。)また、どちらも接続する名詞は限られています。
最近はテレビに文化人きどりの芸能人が増えている。
最近はテレビに文化人ぶる芸能人が増えている。
ほぼ同じ意味ですが「~ぶる」の方が少しマイナスのイメージが強い気がします。
「~きどり」は「~をきどる/きどっている」と動詞で表現することもできます。
彼女は10年前に一度読者モデルをしただけなのに、今でもモデルをきどっている。
父は電車で痴漢を捕まえてからは、ずっと英雄をきどっている。
対比文法
準備中
例文
息子と芸術家きどりでさまざまな作品を作っているが、いまだに評価された作品はない。
妹とその彼氏は、まだ結婚していないのに、すっかり夫婦きどりだ。
彼は自分で曲を作ってから、アーティストきどりで色々な人に歌を聞かせている。
同じ平社員の先輩に上司きどりで指示されるとイライラする。
先輩きどりで色々アドバイスしてくる人がいるが、正直迷惑だ。























