意味
ちょうどその行為、現象が進行しているところという意味です。
例:電話の最中、仕事の最中、勉強している最中、遊んでいる最中 etc.
接続
N+最中
Vている+最中
解説
ちょうどその行為、現象が進行しているところという意味です。。
「状態動詞」や「瞬間動詞」は一緒に使うことができません。
最中は「さいちゅう」と読みますが、他にも読み方があります。(後述)
最中です。
ちょっと待ってください。今、一生懸命考えている最中です。
その行為が一番盛り上がっているときに突然何かが起こる、主に邪魔されたという場面で使うことが多いです。
「最中」の「最」には一番という意味があると考えるとわかりやすいでしょう。
最中に急に雨が降り出した。
食事している最中に、電話で会社に呼び出された。
「~最中」と似ている文法である「~中」には上記のように「邪魔された」というような感情的な意味は含まれません。
より状況を強調する場合は「真っ最中」を使います。
真っ最中なので、遊んでいる余裕はない。
人気グループのメンバーの一人がツアーの真っ最中に、引退宣言した。
最中は「さなか」と読む場合もあります。
「最中(さいちゅう)」と「最中(さなか)」は辞書的な意味は同じですが、「最中(さなか)」の方が少し硬い言い方であると感じます。
また、ほとんどの場合は置き換えが可能ですが、「最中(さなか)」は慣用的に使われる場合がいくつかあり、置き換えにくい場合もある気がします。
梅雨の最中(さなか)、忙しい最中(さなか)、暑い最中(さなか)
上記のような場合(特に「い形容詞」と接続する場合?)などは「最中(さいちゅう)」には置き換えにくいと思います。
最中は「もなか」と読む場合もあります。
これは日本人なら皆知っている食べ物で、「餅から作った皮であんこを包んだ和菓子」のことです。
ちなみに、多くの日本人も知らないと思いますが、この「最中(もなか)」にも、「最中(さいちゅう)」「最中(さなか)」と同じ意味があるんです。ぜひ辞書を調べてみてくださいね。
対比文法
準備中
例文
最中にいつも携帯をいじっている。
彼は会議の最中なので、もう少しお待ちください。
その件は今調べている最中に父が部屋に入って来てイライラした。
大好きなドラマを見ている最中に、地震が起こってとても怖かった。
お風呂に入っている最中に急にお腹が痛くなった。
スピーチをしている