N2文法

N2文法 ~に先立って

work

意味

「~する前に」という意味で、主にその前に何か準備をしなければならない時に使われます。

例:試合に先立って、留学に先立って、開会に先立って etc.

接続

Vる/N+に先立って

解説

主に、行事や儀式など特別な出来事の場面で使われるので、硬い表現です。
それらの出来事の前に何か準備をしなければならないという場合によく使われるため、「~ておく」の文法が一緒に使われる場合が多いです。

また、「~に先立ち」は同様な意味でより書き言葉的に使われます。

行事や儀式など特別な出来事の場面で使われる。
 
補足1

名詞を修飾するときは、「Nに先立つN」という形になります。

例:留学に先立つ書類を作成する。

「Vるに先立つN」という形はないので注意。

補足2

「先日」「この間」という意味もあり、主にビジネスのシーンで使われることがあります。

例:先立って、部下が大変お世話になりましてありがとうございました。

ビジネスでは「先立ちまして」という表現を使うとより丁寧な表現になります。

 

対比文法

vs ~に先駆けて

文法の違い「~に先立って」vs「~に先駆けて」 意味 この2つの文法はどちらも「先」という漢字が使われており、同じ意味だと勘違いして使ってしまう人が多いですが、意味は異なります。...

例文

開会に先立って運営から注意事項をお伝えします。

試合に先立って両チームは固い握手をしました。

留学に先立ってホームステイ先に挨拶のメールを送っておきました。

社長が得意先に訪問するに先立って経営陣はさまざまな打ち合わせを行いました。

参考論文

検索中
– LINE追加・イベント申込み –
友だち追加
LINEの友達追加はこちらからどうぞ。定期的に日本語教育に関わることや
勉強会の開催などの情報を配信いたします!
日本語教師の勉強部屋
当サイトの管理人が日本語教育についての
質問に回答したり、情報を配信したりしています。
日本語教育に関する勉強会などのイベントを開催中Free

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。