意味
あることをすることで効果や成果が得られて、望ましい結果になったと言いたいときに使われます。
例:勉強したかいがあって、頑張ったかいがあって、努力のかいがあって etc.
接続
Vた+かいがあって
N+の+かいがあって
Vます+がいがある
解説
あることをすることで効果や成果が得られて、望ましい結果になったと言いたいときに使われますが、「~かいがあって」と「~がいがある」の二つに分けて意味を考えた方がわかりやすいです。
~かいがあって
「~の効果・成果があって」という意味で、「~おかげで」の意味と似ています。
ただし、「~おかげで」は人に感謝する、またその感謝を伝えたいときによく使われる文法ですが、「~かいがあって」は主に自分の行為に対して使われます。また、話すときは「~かいあって」のように、「が」が省略される場合が多いです。
かいがあって、レギュラーに選ばれました。
苦労したかいあって、世界中に注目される映画を作ることができました。
「~かいがあって」の否定形は「~かいがなく」です。
「~かいもなく」という言い方もよく使われます。
かいもなく、給料はいつもと同じでした。
彼を叱ったかいもなく、彼はまた同じことを繰り返しています。
~がいがある
「~の価値がある」という意味で使われます。
意志動詞の行為をすることで得られる望ましい価値のことを言います。「~がい」で一つの名詞となります。
がいがあります。
私の仕事は頑張った分だけ給与が上がるので、とてもやりがいがある仕事です。
「~かいがあって」「~がいがある」を漢字で書くと、「~甲斐があって」「~甲斐がある」です。
対比文法
準備中
例文
~かいがあって
かいがあって、風邪を引かなくなりました。
毎日欠かさずヨーグルトを食べたかいあって、全国大会で優勝することができました。
練習のかいもなく、私の研究は失敗に終わりました。
努力の~がいがある
がいがあります。
旦那はいつも私が作った料理を美味しいと言ってくれるので、料理のしがいがある人が好きだから、年上がタイプです。
やっぱり私は頼りがいがある人生を送りたいです。
毎日同じことの繰り返しなんてつまらない。もっと生き