N2文法

N2文法 ~はもとより

~はもとより

意味

あることは当然として、他のことについても同様にという意味を表します。「~はもちろん」の硬い表現。

例:英語はもとより、家族はもとより、先生はもとより etc.

接続

N+はもとより
V普+のはもとより
i-A普+のはもとより
Na普+のはもとより

Naな/である+のはもちより

解説

あることは当然として、他のことについても同様にという意味を表します。「~はもちろん」
元々わかっている事柄や代表的な例を挙げて、それに新情報が示されて強調する用法です。
後件には、助詞「も」が使われることが多いです。

彼女は英語はもとより、フランス語も話せる。
この映画は子供はもとより、大人にも見てほしい映画だ。

N3文法 ~はもちろん 意味 あることは当然として、他のことについても同様にという意味を表します。 例:英語はもちろん、家族はもちろん、先生はもちろん e...
補足

「N+はもちろん」の「N」と「はもちろん」の間に、助詞が入る場合もあります。

日本ではもとよりん、他の国でもこのサービスは提供され始めている。
今年の誕生日は彼氏からはもとより、父からもプレゼントをもらった。

補足

「もとより」を副詞としては使うと、「初めから」「元々」という意味で使います。
「もとより」は漢字で「元より」と書くので、「元々」の意味があることは納得ですね。

A:JLPT不合格だったらしいね。 B:もとより、合格できるとは思ってないよ。
A:この山を登るのは危険だね。 B:もとより、そんなことは承知してるよ。

「~はもとより」と「~はもちろん」は基本的に置き換えられますが、上記のように単独の副詞として使う場合は「もちろん」には「初めから、元々」という意味はないので置き換えできません。

ついに息子が起業した。もとより、それは息子が子供の頃からの夢だった。
ついに息子が起業した。もちろん、それは息子が子供の頃からの夢だった。

あることは当然として、他のことについても同様にという意味を表す。副詞的な用法として使われることも多いので、覚えること。
 

対比文法

準備中

例文

私にとって、家族はもとより、彼女も大切な存在だ。

私は勉強が大嫌いなので、大学はもとより、高校にも行っていない。

日本のアニメは日本国内ではもとより、世界各国で人気が高い。

日本語は、語彙を覚えるのはもとより、文法を覚えるのもとても大切だ。

サービスの価値を高めていくのはもとより、安価にサービスを提供するよう努める必要がある。

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