意味
「~する様子/~する方法」の意味を表します。
例:喜びよう、変わりよう、考えよう、使いよう etc.
接続
Vます+よう
解説
「~する様子」と「~する方法」をまとめて説明が書かれている辞典も多いですが「~する様子」と「~する方法」でそれぞれ分けて考えた方が分かりやすいです。。
どちらの場合も「~方」(例:喜び方、変わり方、使い方、考え方)とほぼ同じ意味を表します。
様子
主に「驚く」「喜ぶ」「悲しむ」などの感情を表す自動詞や「変わる」「可愛がる」などの一部の動詞と接続してその様子を表します。
主に様子の程度が大きいときに使われるので、程度を強く表すときに用いる「~といったら」の文法と一緒に使うことが多いです。
ようといったら、とてもすごかったです。
偶然、浮気相手と出会った彼の驚きようといったら、まるで宇宙人でも見たかのような表情でした。
方法
「~する方法」という意味を表します。
「~ようによっては」という形で方法や見方によって、結果が異なることもあるという使い方をすることが多いです。
ようによっては毎日が楽しくなるかもしれないですよ。
サラリーマンは大変だが、考えようによってはこの生活は悪くないと思います。
「~ようひとつで」という形で、それだけで後のことが決まるという意味を表す。
ようひとつで、いくらでも人生を変えることができますよ。
結局はあなたの気持ちの持ち「馬鹿とはさみは使いよう」という有名なことわざがあります。
辞書に書かれている意味を確認してみましょう。
切れないはさみでも、使い方によっては切れるように、愚かな者でも、仕事の与え方によっては役に立つ。(三省堂·大辞林 第三版)
対比文法
なし
例文
様子
ようには、とても驚きました。
久しぶりに訪れた東京の変わりようは、こちらが恥ずかしくなるくらいです。
両親の孫に対する可愛がり方法
ようがあると思いますよ。
この資料はもっと良い作りようがないと思います。
色々とやってみたけど、これ以上やり