日本人も間違える日本語

日本人も間違える日本語 「甘党・辛党」

甘党辛党

代表的な誤用

多くの日本人が「甘党・辛党」を以下の意味だと思って使っています。

甘党=甘い物好きで、よく甘い物を食べる人のこと。
辛党=辛い物好きで、よく辛い物を食べる人のこと。

皆さんは正しく使えていますか?

意味を確認していきましょう。

意味

それでは、辞書に書かれている意味を確認していきましょう。

岩波書店·広辞苑第六版

甘党=酒類よりは甘いものの方を好む人。
辛党=酒好きの人。

三省堂·スーパー大辞林

甘党=酒よりも,甘いものを好む人。
辛党=菓子などの甘い物よりも酒類の好きな人。

上記の意味からわかるように、甘党は「お酒より」甘い物が好き、辛党は甘い物より「お酒が好き」という意味なんです!

正しい意味は以下です。

甘党=お酒より甘い物が好きな人。
辛党=甘い物よりお酒が好きな人。

ちなみに、辞書には書かれなくなっていますが、辛党の本来の意味は「酒好き」または「塩辛い物好き」なんです。お酒が好きな人は当たり前で味の濃い塩辛い物を好むから、省略されてしまったんですかね。

覚えておきたい表現

「お酒好き」の他の言い方を紹介します!

左党(さとう)

酒の好きな人。

上戸(じょうご)

酒をたくさん飲む人。酒好きの人。⇔下戸(げこ)
「~上戸」の形で、酒に酔った時に出る癖の状態を表します。
(例:泣き上戸、笑い上戸)

例文

私は甘党なので、コンビニに行くたびにスイーツを買います。

ダイエットするなら、甘党を直した方がいいと思いますよ。

辛党の私は家に帰ったら、毎日のようにお酒を飲んでいます。

辛党の意味は辛い物が好きな人のことではないんですよ。

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