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意味
「AはおろかB」の形で、「Aはもちろん、それより程度が上の事柄であるBも」という意味を表します。
例:歩くのはおろか座るのも、名前はおろか顔も、漢字はおろかひらがなも etc.
接続
N+はおろか
Vる+の/ことはおろか
解説
「AはおろかB」の形で、「Aはもちろん、それより程度が上の事柄であるBも」という意味を表し、後件では否定的な事柄が続きます。
古めかしく硬い表現で、話者の驚きや不満を表します。
「も」「だって」「さえ」「すら」などの強調の言葉が一緒に使われることが多いです。
はおろか、座るのもたいへんだ。
先生は、私の名前はおろか、顔さえ覚えていなかった。
程度が上というと「BはAより難しいこと」と勘違いしてしまう学生が多いですが、そういう意味ではありません。
Bの方が「驚きのレベルが上だ」と理解した方がわかりやすいでしょう。
補足
後件に命令や依頼や意志などの表現は使えません。
はおろか、スマホを使わないでください。(命令)
私はエアコンはおろか、扇風機も買いたい。(意志)
はおろか、スマホを使うこともできない。
私はエアコンはおろか、扇風機も買えない。
「AはおろかB」の形で、「Aはもちろん、それより程度が上の事柄であるBも」という意味。「も」「だって」「さえ」「すら」などの言葉がよく一緒に使われる。
対比文法
準備中
例文
はおろか、高校を卒業するのだって難しい。
彼は大学に合格するのはおろか、ドアに鍵すらない。
私の家はオートロックはおろか、ひらがなさえ書けない。
その学生は、漢字はおろか、タイピングの仕方も知らなかった。
新入社員はExcelの使い方はおろか、コンビニすらない。
私の実家は田舎なので、家の近くにはデパート参考論文
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