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意味
「長い時間をかけて~した結果」という場合に使います。
例:迷ったあげく、悩んだあげく、交渉のあげく etc.
接続
Vた+あげく
N+のあげく
解説
いろいろ~した後(主に、話者が精神的に大変な状況)、最終的に残念な結果、良くない結果になったという場合に使われます。
1回だけのことや軽いことの結果には使われず、「色々」「さんざん」「長い時間」などの言葉が一緒に使われることが多いです。
また、主に話者の感情が含まれるため、自然現象や客観的な結果にはあまり用いられません。
漢字で書くと「挙句」です。
「挙句」の意味の由来は以下を参考にしてください。
言葉の由来 「挙句」 意味
主に精神的に辛い状況が続いた後に、それに加えて最終的に良くない状況や残念な結果になったという場合に使われる表現です。
由来
短...
補足
「挙句の果て(に)」はより意味が強調された言い方です。
挙句の果てに、成績が悪く退学させられました。
彼は2回留年した。補足
多くの日本語の参考書には「最終的に悪い結果、残念な結果」になった場合に使う文法だと説明されていますが、以下のような文はどうでしょうか?
あげく、結局何も買わないの?
色々悩んだあげく、行かないことにしました。
このような文はインターネット上でも多くの日本人が使用しています。
これらは「残念な結果」というよりかは話し手の「期待外れ」「呆れ」「驚き」などの気持ちが含まれているものだと思います。
全てが良くない結果になるわけではなく、そうじゃない場面でも使われていることは確認しておきましょう!
「色々~をした後、最終的に残念な結果になった」という意味で使われることが多い。
対比文法
vs ~結果 vs ~末に
文法の違い「~結果」vs「~末に」vs「~あげく」 意味
3つの文法を使った例文を確認してみましょう。 どの文法も後件で結果を述べる文法です。 この3つの違いを確認していきます...
例文
あげく病気になって入院することになりました。
毎日残業をし続けたあげく結局離婚することになりました。
嫁と喧嘩を繰り返したあげく財布を忘れてきてデート代は全部私が出しました。
彼は2時間も遅れてきたあげく友人の結婚式には参加しないことにしました。
さんざん悩んだあげく結局この話は無かったことになりました。
交渉の参考論文
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