意味
ある出来事がきっかけとなって、大きな変化が起こり、その状態がずっと続くことを表します。
例:会ってからというもの、話してからというもの、来てからというもの etc.
接続
Vて+からというもの
解説
ある出来事がきっかけとなって、大きな変化が起こり、その状態がずっと続くことを表します。
話し手の変化に対する、驚きや喜び、関心などの感情を含んだ書き言葉的表現です。
てからというもの、おしゃれで女性らしくなった。
タバコをやめてからというもの、疲れにくくなった。
期間を表す数詞と接続して「N+というもの」という形で使うこともでき、「~の間ずっと」という意味を表します。
「ここ+N+というもの」と「ここ」を使う場合も多いです。
というもの、ほとんど何も食べていない。
ここ二、三日というもの、一目惚れした彼女のことばかり考えている。
「ここ」の意味を確認しておきましょう。
現在を含んだある期間。現在を中心に過去にも未来にも用いる。
過去のこと
ここ数年でIT技術は飛躍的に進化した。
未来のこと
ここ数日が山ですね。
変化が起こり、その状態がずっと続くことを表すので、前件に引き続いて後件が起こるという一時的な変化には使えません。
てからというもの、一人暮らしを始めた。
日本語に来このような場合は「~てから」を使います。
てから、一人暮らしを始めた。
日本語に来後件の状態になってから長い時間が必要なので、あまり時間が経っていない場合は使えません。
てからというもの、見た目も性格も大人っぽくなった。
息子は大学に入っ聞き手は、息子が大学に入ったのは少なくとも「数ヶ月~数年前」だと感じるでしょう。
そのため、もし大学に入ったのが「数日~数週間前」だったら不自然になります。
対比文法
準備中
例文
てからというもの、私の人生は大きく変わった。
先生に会ってからというもの、心を入れ替えて毎日真面目に勉強している。
娘は中学に入ってからというもの、全く笑わなくなってしまった。
彼は最愛の妻を亡くしでからというもの、一日一日を大切に過ごすようになった。
この本を読んてからというもの、何をしてもうまくいくようになった。
この家に引っ越して来