意味
気持ちを十分に入れて、何かをするときに使われます。
例:愛を込めて、感謝を込めて、恨みを込めて etc.
接続
N+を込めて
解説
気持ちを十分に入れて、何かをするときに使われ、主に気持ちの意味を表す名詞と接続します。
主に「愛」「愛情」「感謝」「心」「真心」「思い」「親しみ」「敬意」「願い」「祈り」「怒り」「憎しみ」「恨み」「~の気持ち」などが使われます。
気持ちの意味を表す名詞ではないですが、「力を込めて」「魂を込めて」という形もよく使われるので、一緒に覚えておきましょう。
入院した親友のために、心を込めて千羽鶴を折った。
近所の人達は、息子のことを親しみを込めて、「みっくん」と呼んでくれている。
「~の意味を込めて」「~の意を込めて」という形もよく使われます。
主に「感謝」「反省」「追悼」「哀悼」という言葉が接続します。
「~を込めて」より硬い表現となるので、厳粛な場で使われることが多いです。
社員の皆さんの日頃の努力に感謝の意を込めて、記念品を贈呈します。
地震で亡くなった人々への追悼の意を込めて、記念碑が建てられた。
名詞に接続する場合、「~を込めたN」「~のこもったN」の形になります。
「~のこもったN」の方が比較的よく使われる言い方です。
誕生日に彼女から心のこもったプレゼントをもらった。
弊社は常に真心のこもったサービスを提供できるよう、社員教育を徹底している。
「丹精込めて」「精魂込めて」のように、「を」を省略した形で使われる表現もあります。
物事を真心を入れて行うこと。
母は毎日丹精込めて料理を作ってくれている。
物事を行うとき、本気になって取り組むこと。
試合に勝つために、最初から最後まで精魂込めて全力で戦った。
「~を込める」には「(弾丸・火薬などを)中へ詰める」「ある範囲に別の物を含める」という意味もあるので注意してください。
犯人のいる現場に突入する前に、警察達は皆、ピストルに弾を込めた。
この家の家賃は管理費を込めて、七万円だ。
対比文法
準備中
例文
妻は毎日、愛を込めて、美味しいお弁当を作ってくれる。
大好きな小説家に思いを込めて手紙を書いたら、奇跡的に返事をもらうことができた。
息子の大学合格に願いを込めて、毎日神社にお参りに行っている。
友達は、SNSで旦那への恨みを込めて、毎日旦那への文句を書いている。
日頃の感謝の気持ちを込めて、妻の代わりに料理を作った。























