言葉の違い

言葉の違い 「宅配便」vs「宅急便」

宅配便vs宅急便

概要

皆さんは遠くの人に荷物を送るとき、どんなサービスを使いますか?

おそらくこんな言葉が頭に浮かぶと思います。

「宅配便」

「宅急便」

この2つの言葉の意味の違いがわかりますか?

「魔女の宅急便」というジブリ映画は誰でも知ってる有名な作品ですね!

そのため、「宅急便」という言葉を日常生活で使ってる人も多いと思います。

日本人も違いを知らない人は多いですが、ぜひ覚えておきましょう!

意味

それでは、辞書に書かれている意味を確認していきましょう。

宅配便

一般家庭に、軽量な小口荷物を配達する輸送サービス。(岩波書店·広辞苑第六版)

一般の消費者を対象とした小口貨物のトラック輸送の一種。貨物自動車運送事業法に規定される。(三省堂·スーパー大辞林)

宅急便

※辞書には意味が書かれていません。

解説

一般的に「宅配便」「宅急便」も、宅配便の辞書に書かれている通り、「一般の家庭に、軽量な荷物を配達する輸送サービス」という意味です。
では、なぜ「宅急便」は辞書に意味が書かれていないのでしょうか?

それは「宅急便」という言葉は一般名詞ではなく、「ヤマト運輸株式会社」の「商標登録名」だからです。

商標登録って??
商品名を勝手に他に使用されることのないように、自社が商品の名前を使用する権利があるものとして登録するものです。

ヤマト運輸株式会社の有名なCM「クロネコヤマトの宅急便♪」や有名なジブリ映画の「魔女の宅急便」が誰もが馴染みのある言葉になったことで、多くの日本人が「宅急便」を一般名詞として使うようになっていったんですね。そのため、他の運送会社に「宅急便お願いします!」と言ったら少し失礼な話になります。注意しましょう!

ところで、商標登録しているのになぜ「魔女の宅急便」という映画のタイトルが生まれたのか・・もし、許可がなければ大きな問題ですよね。

実際過去に少しトラブルになったのですが、結局「魔女の宅急便」のスポンサーが「ヤマト運輸株式会社」になったことで全く問題なくなったんです。
面白いですね!

宅配便・・・一般の家庭に、軽量な荷物を配達する輸送サービス。
宅急便・・・ヤマト運輸株式会社の商標登録名。一般的に使われている意味は宅配便と同じ。

例文

宅配便

最近、宅配便の業者を装って強盗をする事件が増えている。

近頃の宅配便は、夕方に出せば次の日の午前中には相手の家につくらしい。

宅急便

魔女の宅急便というジブリ作品は老若男女問わず愛されている作品だ。

クロネコヤマトの宅急便というフレーズは30代以上の人なら誰でも一度は聞いたことがあるだろう。

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