意味
「非常に~だ」という意味で、程度のすごさを説明するときに使われます。
例:寒いのなんのって、おいしいのなんのって、驚いたのなんのって etc.
接続
V普+のなんのって
i-A普+のなんのって
Na普+のなんのって
Naな+のなんのって
解説
「非常に~だ」という意味で、驚きや感嘆の程度のすごさを説明するときに使う話し言葉です。
後件には、そのために生じたことを述べることが多いです。
北海道の冬は寒いのなんのって、身体が凍ってしまうかと思ったよ。
隣の部屋の人がうるさいのなんのって、朝まで寝られなかった。
より程度を強調するときは「もう」を一緒に使います。
「もう」の意味を辞書で確認してみましょう
ある感情や感動が高まったときに用いられる語。(大辞林 第三版)
例:もう、最高!! もう、嬉しくてうれしくて!
このケーキもうおいしいのなんのって、驚いたよ。
ハワイはもう暑いのなんのって、死ぬかと思ったよ。
同じ意味で「~の~ないのって」という言い方もあります。(比較的「~のなんのって」の方が多く使われます。)
Vる+の+Vない形+のって
i-Aい+の+i-Aない形+のって
昨日、初めて親知らずを抜いたんだけど、もう痛いの痛くないのって、泣きそうになったよ。
息子の成長した姿を見て、感動するのしないのって、嬉しくて涙が出ました。
対比文法
準備中
例文
驚いたのなんのって、久々に実家に帰ったら駅前ががらっと変わっていました。
自分が作った料理がまずいのなんのって、もう料理は作らないことに決めました。
友達とカラオケに行ったら、うまいのなんのって、びっくりさせられました。
あのお化け屋敷は怖いのなんのって、鳥肌が止まらなかったよ。
このスマホは使いにくいのなんのって、前の機種に変更したいよ。
アイドルのかっこいいのなんのって、結婚したいぐらいです。























