意味
二つの動作を繰り返し行う様子や状態を表します。
例:食べては寝て、書いては消して、作っては壊して etc.
接続
V1ては+V2て、(V1ては+V2て)
V1ては+V2ます、(V1ては+V2ます)
解説
二つの動作を繰り返し行う様子や状態を表します。。
彼らは会っては喧嘩している。
子供の頃は、飛行機を見ては喜んでいたものだ。
「V1てはV2、V1てはV2」のように2回繰り返すことでより反復性を強調した表現となります。
この場合は基本的にV1とV2は反対の意味の動詞が使われます。
毎年実家に帰ると、食べては寝、食べては寝ているだけだ。
自分で描いた絵が気に入らないのか、彼はさっきから描いては消し、描いては消している。
2回繰り返す場合、後ろのV1とV2は入れ替えることができます。
私が応援しているチームは、勝っては負け、負けては勝っての状態で、あまり調子は良くない。
高速道路が事故で渋滞していて、進んでは止まり、止まっては進んでの繰り返しで、いつまでも目的地に着かない。
くだけた話し言葉の場合、「Vちゃ(じゃ)V、Vちゃ(じゃ)V」が使われることが多いです。
作っちゃ壊し、壊しちゃ作ってを繰り返して、ようやく芸術品を作りだすことができた。
休みの日は食っちゃ寝、食っちゃ寝であっという間に一日が終わる。
対比文法
準備中
例文
小学生の時は、学校に行っては先生に叱られていたものだ。
彼は別れた彼女の写真を見ては溜息をついている。
彼女はお金を貯めては国内外を旅行している。
今日は、雨が降っては止み、止んでは降るが繰り返される変な天気だ。
うちの娘は、服を脱いでは着、着ては脱いでを楽しんでいる。
何度も間違えて、書いては消し、消しては書いてを繰り返していたら、ノートが汚くなってしまった。























