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意味
関係の深い二つの人や物を比較して、そのどちらも良くないと批判する表現として使われます。
例:親が親なら、子も子だ、先生が先生なら、学生も学生だ、味が味なら、サービスもサービスだ etc.
接続
N1+が/も+N1+なら、N2+も+N2+だ
N1とN2は関係の深い人や物が入ります。
解説
関係の深い二つの人や物を比較して、そのどちらも良くないと主に批判、非難、悪口を言いたい時に使われます。
主に中心となる上の者がだめだとその下の者も同様にだめだという意味を表すため、前件には「立場が上の者」、後件には「立場が下の者」が入る場合が負いです。
補足
「親が親なら、子も子だ」はことわざの一つとされています。
ことわざ辞典には以下のように記載されています。
親が親なら、子も子だ
親子はよく似るものだということ。ふつう親がだめだと子もだめだというように、悪いところが似る場合に使われる。(学研故事ことわざ辞典)
基本的には、批判、悪口で使われますが、親が「謙遜」の意味で以下のように使う場合もあります。
親が親なら、子も子ですから、あまり期待しないでくださいね。
子供を誉められた時などに、「親の私が出来が悪いので、子供もそんなに出来が良くないですよ」と謙遜している会話ですね。
関係の深い二つの人や物を比較して、どちらも良くないと批判する時に使われる表現。
対比文法
なし
例文
が親なら、子も子ですね。
何度注意しても反省しないなんて、親が店員なら、味も味ですね。
この店は店員の態度が悪いし、料理も美味しくない。店員が奥さんなら、旦那さんも旦那さんですね。
この家の奥さんは態度が悪いと思っていたけど、旦那さんもですね。奥さんも田中さんなら、鈴木さんも鈴木さんだよ。
こんな小さなことで喧嘩するなんて、田中さんが上司なら、部下も部下ですね。
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