N2文法

N2文法 ~ばかりだ(変化)

~ばかりだ(変化)

意味

物事の状況の変化が悪い方向に進んでいるという意味を表します。

例:忙しくなるばかり、下がるばかり、悪化するばかり etc.

接続

Vる+ばかりだ

解説

物事の状況の変化が悪い方向に進んでいるという意味で、主観的な話し言葉的な表現です。
変化を表す動詞や「~てくる」「~ていく」と接続します。

このまま仕事を続けていても、ストレスがたまるばかりだ。
日に日に父の容態は悪くなるばかりだ。

補足

「~一方だ」と置き換えが可能です。

一生懸命仕事をしていても、貯金は減るばかりだ。
→一生懸命仕事をしていても、貯金は減る一方だ。

N3文法 ~一方だ 意味 物事の状況の変化が一つの方向に進んでいるという意味を表します。 例:忙しくなる一方、寒くなる一方、悪化する一方 etc. 接...
物事の状況の変化が悪い方向に進んでいるという意味。「~一方だ」と置き換えが可能。
 

対比文法

~一方だ

文法の違い「~一方だ」vs「~ばかりだ」 意味 2つの文法を使った例文を確認してみましょう。 どちらも物事の状況の変化がある方向に進んでいるという意味です。 この2つ...

例文

先生の説明は難しくて、聞けば聞くほどわからなくなるばかりだ。

また同僚が仕事を辞めて、仕事はますます大変になるばかりだ。

どんなに練習をしていても、彼とは実力の差が開いていくばかりだ。

2~3日前から腰が痛くなったが、病院に行かず放っておいたら、痛くなるばかりだ。

ウイルスの影響で、経済状況は厳しくなるばかりだ。

参考論文

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