N1文法

N1文法 ~は~てのこと

~は~てのこと

意味

「AはBてのことだ」の形で、Bという条件があるからAが成立する、可能になるという意味を表します。

例:あってのこと、思ってのこと、考えてのこと etc.

接続

~は~Vてのこと

解説

「AはBてのことだ」の形で、Bという条件があるからAが成立する、可能になるという意味を表し、必要な条件であるBという行為を強調する表現です。

彼をキャプテンに指名したのは、彼の将来を考えてのことだ。
あの時厳しく叱ったのは、君に立派な社会人になってもらいたいと思ってのことだ。

補足

接続する動詞が「ある」の場合は「A(名詞)あってのB(名詞)」という形で、Aという条件があるからBが成立するという表し方ができます

N1文法 ~あっての 意味 「AあってのB」の形で、AがあるからBが成り立つという意味を表します。 例:あなたあっての、お客様あっての、家族あっての e...
「AはBてのことだ」の形で、Bという条件があるからAが成立する、可能になるという意味を表す。「NあってのN」の文法もしっかり覚えておくこと。
 

 

対比文法

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例文

彼女が試験に合格できたのは、先生のサポートがあってのことだ。

私が諦めずに続けてこれたのは、両親が私にかけてくれた言葉があってのことだ。

感染症の広がりによってコンサートを中止にしたのは、ファンのみんなを思ってのことだ。

真面目な彼が遅刻してくるなんて、何か理由があってのことだろう。

先生があんなことを言ったのは、何か狙いがてのことだと思う。

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