意味
あることが起こった理由を説明するときに使われ、主にその理由は客観的な事実として仕方がないことだということを表します。
例:急いでいるものだから、好きなものだから、学生なものだから etc.
接続
V普+ものだから
i-A普+ものだから
Na普+ものだから
N普+ものだから
Naな+ものだから
Nな+ものだから
解説
あることが起こった理由を説明するときに使われ、主にその理由は客観的な事実として仕方がない、自然の成り行きだと、主に自分の正当性を主張する場合に使われる場合が多いです。
より丁寧に言いたいときは「~ものですから」、また「~もので」という言い方もあります。
ものだから、全然日本語が上達しないんです。
電車が遅れたものですから、遅刻してしまったんです。
「~もんだから」「~もんで」というくだけた言い方もあります。。
もんだから、寝坊してしまいました。
英語が苦手なもんで、外国人と話すのが怖いんです。
基本的には「~から」と置き換えられますが、以下2つの点に注意してください。
から、一緒に行きましょう。
明日パーティーがあるものだから、一緒に行きましょう。
から、パーティーに行きました。 直接理由を説明している。
友達に誘われたものだから、パーティーに行きました。 一般的に友達に誘われたら断りにくいものだから仕方がないという意味を含む。
「~から」と同様に文末でも使うことができます。
もので・・・
今月は忙しかったもので・・・
文末にだけ使える「~もの」「~もん」「~ですもの」「~ですもん」という理由を説明する言い方もあります。
「~もん」は主に子供が作う表現で、甘えた印象があります。甘えた印象を出すために女性が使うこともあります。
また、「~ですもの」は女性が使う上品な言い方です。
もん。
これは私には買えません。とても高いんですもの。
対比文法
準備中
例文
ものだから、つい叩いてしまいました。
息子に何度叱っても反省しないもので、出張に行くたびに買って帰るんです。
これは父が好きなもんで、今日は行けなくなってしまいました。
風邪を引いてしまったもんで・・・
(集合時間に遅れて)すみません、トイレに行っていただもん!
(女性が甘えた感じで)だって、あなたのことが好きなんですもの。今日はお祝いしましょう。
娘が大学に合格したん