意味
「~にふさわしい」という意味で、その立場や状況に合った行為や態度や物事について述べる表現です。
例:子供なりに、私なりに、できないなりに etc.
接続
V普+なりに
i-A普+なりに
Na普+なりに
N普+なりに
Na+なりに
N+なりに
解説
「~にふさわしい」という意味で、その立場や状況に合った行為や態度や物事について述べる表現です。
物事の欠点や不足している点を認めた上で、プラスの評価をする場合によく使われます。
なりに努力して頑張っている。
うちは他の家と比べたら貧乏だが、貧乏なりに幸せに暮らしていると思う。
謙遜して遠慮がちに言う場合は「私なりに」「自分なりに」を良く使います。
なりに精一杯頑張ったのですが、いかがでしょうか。
自分なりにアイデアを考えてみたので、聞いていただけませんか。
名詞に接続する場合は「~なりのN」という形になります。
なりの結論です。
社長はいつも楽しそうだが、実際は経営者なりの悩みがあるのだろう。
慣用表現的に「それなりに」「それなりの」という言い方がよく使われます。
十分に満足とはいえないが、それ相応のこと。
それなりに大きな結果を出している。
多くはないが、それなりの貯金はあるから安心しなよ。
同じ語を繰り返した形もよく使われます。
「AはAなりに」「AにはAなりに」「AならAなりに」「AばAなりに」「AたらAなりに」などの形が多いです。
には学生なりの心配ごとがある。
お金があるならあるなりに考えなければいけないことも多い。
対比文法
準備中
例文
なりにお母さんを喜ばせているようだ。
今日は母の日なので、子供達なりに努力を続けていれば、いつか良い結果がでるだろう。
下手なりに、まずは自分で考えてみなさい。
できないならできないなりに、回答してください。
わからなければわからないそれなりに英語が話せる。
アメリカに住んでいたことがあるので、