意味
名詞に接続して、それ以外他にはないと言いたい場合に使われます。
例:彼をおいて、この大学をおいて、今をおいて etc.
接続
N+をおいて
解説
名詞に接続して、それ以外他にはないと言いたい場合に使われます。
それが唯一のものだとそのものを高く評価する場合に使うことが多いです。
「Nをおいて(他に)~ない」と否定形が続く場合がほとんどです。
をおいて他にはいない。
母の病気を治せるのは、あの医者をおいて他にいない。
「何をおいても」は慣用表現として一緒に覚えておきましょう。
どんな物事にも優先させて。まず第一に。
何をおいても必ず出席する。
日本に行ったら、何をおいてもディズニーランドに行きたい。
「~をおいて」は漢字で書くと「~を措いて」です。
「~を置いて」ではないので注意しましょう。
「措く」の意味を確認しておきましょう。
例:「その話は措いておく」「箸を措く(擱く)」「筆を措く(擱く)」
除く。のける。
「~を措いて」は「~を除いて」という意味であることがわかりますね。
最初に「「Nをおいて(他に)~ない」と否定形が続く場合がほとんどです。」と書きましたが、「~を除いて」に置き換えてみるとわかりやすいかと思います。
をおいて他にいますか?
彼多くの場合「~をおいて」の後ろは否定形が続くので、この文だと日本人も少し正しいのかどうか悩むかもしれません。
では「~を除いて」に置き換えてみましょう。
を除いて他にいますか?
彼この場合は違和感を感じないと思います。
「を措いて」が「を除いて」の意味だとわかっていればわかりやすいですよね。
教える時は必ず否定形が続くとは言わないように注意しましょう。
対比文法
準備中
例文
をおいて他にいない。
大会で優勝することができるのは、うちの学校では彼女をおいて他にいない。
この難しい歌を歌い切ることができるのは、あの人気歌手をおいて他にいない。
彼女を救ってあげられるのは、あなたをおいて他にない。
あなたが学びたいことを学べるのは、この大学をおいて他にない。
自分の人生を変えるチャンスは、今