意味
「AてからでないとB」の形で、Aをした後でないとBすることはできないという意味を表します。
例:会ってからでないと、話してからでないと、相談してからでないと etc.
接続
Vて+からでないと/からでなければ
解説
「AてからでないとB」の形で、Aをした後でないとBすることはできないという意味を表します。
前件には動作の完了を表す動詞、後件には不可能、困難を表す文が続きます。特に動詞の可能形の否定形が続くことが多いです。
てからでないと、正式な回答はできません。
仕事が終わってからでないと、飲み会に行けません。
「~てからでないと」と「~てからでなければ」はほぼ同様の意味で使われます。本文法は話し手の経験から導き出されるものが多く、「あることが起こったら、いつもあることが起こる」という「一般条件」の意味が強くなります。そのため「~てからでないと」の方が自然に使われることが多いです。
てからでなければ、買うかどうか決められない。
N1に合格してからでなければ、この会社に応募することはできない。
条件文を作る文法の中で「~と」と「~ば」は一般条件でよく使われることを確認しておきましょう。
話し言葉では「~てからじゃなきゃ」というくだけた言い方がよく使われます。
てからじゃなきゃ、デートはできないよ。
親と話し合ってからじゃなきゃ決められないよ。
時間を表す名詞に接続して「Nの後でないと~できない」という意味を表します。
からでないと、会議に参加することができない。
午後からでないと、外出できません。
対比文法
準備中
例文
てからでないと、運動はしてはいけない。
病気が完全に治ってからでないと、次の議題に進めません。
この問題が解決してからでないと、同棲を認めてくれない。
うちの両親は、正式に結婚してからじゃないと、外に遊びに行かせてくれない。
母は、宿題をしてからでないと、結婚できない。
18歳になっ