意味
そのように感じられる、そのような状態になるという意味を表します。
例:春めく、謎めく、説教めく etc.
接続
N+めく
解説
そのように感じられる、そのような状態になるという意味を表します。
限られた一部の名詞に接続します。
「春」「夏」「秋」「冬」「謎」「皮肉」「冗談」「説教」「言い訳」「脅迫」などがよく使われます。
二月ももうすぐ終わりで、昼間の日差しも春めいてきた。
彼の発言はいつも言い訳めいていて、自分の非を認めようとしない。
名詞に接続する場合は「N+めいた+N」の形となります。
この小説は謎めいたストーリーが好評で、多くの人に読まれている。
彼女はどんな話も冗談めいた言い方で話すので、本心がわからない。
擬態語について「そのような様子になる」という意味を表します。
いくつか例を挙げてみます。
「ざわめく」・・・「ざわざわ」と騒がしい様子。
「きらめく」・・・「きらきら」と光り輝く様子。
「ゆらめく」・・・「ゆらゆら」と揺れ動く様子。
「よろめく」・・・「よろよろ」と足元がしっかりせず倒れそうな様子。
このように擬態語に「めく」がついた言葉は多くあり、ほとんどは一つの動詞として辞書にも掲載されています。
また、「ときめく」などは、擬態語に「ときとき」という言い方はないが、「その様子になる」という「めく」本来の意味を持ち、「どきどきしている様子」を表しています。
「ふためく」という言い方がありますか、多くは「慌てふためく」で一語の形で使われます。
思いがけない物事に出会って、落ち着きを失ってうろたえること。
急に上司が家にやってきて、慌てふためいた。
対比文法
準備中
例文
夏も終わりに近づき、徐々に秋めいて涼しくなってきた。
ある俳優に脅迫めいた手紙を送った男が逮捕された。
上司の口調はいつも説教めいているので、腹が立つ。
私は少し謎めいている男性がタイプだ。
彼の皮肉めいた発言は、多くの視聴者を敵にした。























